ウィッグアテンダントHome > プロが教えるウィッグ知識 > 絶対にしてほしいウィッグ 着け方としなくても良いこと
ウィッグの基本的な着け方は、ネット検索すればたくさん出てきます。
ネットで髪をまとめる、生え際を合わせるなど、どこを見ても同じような内容です。
ウィッグの生え際の位置は、自分の生え際ではないです。
オデコの広い人は生え際あたり、オデコの狭い人は生え際より上、このウィッグの着け位置は、自然に見えるかどうかにかかっている大事な部分で人によって違います。
しっかり決めたら自分で覚えておきましょう。
※着け位置が決まったら、前髪の長さを決めるようにしてください。
前髪の長さで着け位置を決めると不自然になります。
ヘアピースの場合も、位置決めが大事なので、自分の生え際から、自分の指で1本奥とか、自分で簡単に目安にできるようにすると簡単に装着できるようになります。
ショートスタイルのオールウィッグの場合、サイドプロテクター(耳の上にくる部分)には、プカプカしないように芯が入っています。
その芯が反り返らないようにしてください。
その部分がそり返ってしまうと、もみあげが浮いてしまいカツラっぽくなってしまいます。
髪の毛を織り込まないで装着してください。
慣れるまでは確認しないと、けっこう毛を内側に織り込んでしまっている場合もあります。
オールウィッグの場合の、地毛をまとめるネットは、髪の毛が長い人の場合のみ必要です。
地毛がショートで、ウィッグから出ないくらいの長さなら、サイドの地毛を耳にかけて、前髪をピン止めで落ちてこないようにして、地毛の上にウィッグを装着してくだい。
ネットの圧迫感がなくて楽に長時間つけていられます。
オールウィッグの場合、おでこの上にピン止めが付いています。
これは髪にピン止めで固定して動かないようにするためです。
ウィッグのタイプにもよりますが、装着した時に動かなければピン止めは使わなくて良いです。
ヘアピースの場合も、ついているピン止めを全部使う必要はありません。
動かなければ対角線上のピンだけ使用すればOKです。
このピン止めも長時間になると、しんどくなります。
なるべく楽にウィッグを装着できるように、余分なことは省いた方が楽に使えます。