ウィッグアテンダントHome > プロが教えるウィッグ知識 > 相場が分からないウィッグレディース
すごくたくさんの種類があり、メーカーがあるのに、使っている人が公表しにくいアイテムのため、正確な情報が広まっていないのがウィッグ。
高額な商品なのに、メーカーからの情報が主で、ユーザーからの情報が極めて少ないので、ウィッグが必要になった時に非常に困ると思います。
価格を高く感じるか、安く感じるか、人それぞれですが、一般的なウィッグ業界の中の基準として考えた時の私の個人的な見解でご説明します。
オール製品、ヘアピース製品、と細かくはありますが、小さいから安いとは限りません。
下記の価格帯をイメージしておくと、実際に説明されたときに役立つと思います。
スタイル以外に、見た目はそれほど変わりませんが、スペック(特徴)が変わっています。
スペック(特徴)の違いで価格も変わります。
それは、各メーカーの特徴にもなるので、それぞれで違います。
低価格帯 数千円~約9万円
通販、既製品、マシンメイド、人工毛100%が多い、人毛比率が少ないミックス毛タイプの含まれる。
ロングは人工毛が多い。
即日から受け取りが可能
中価格帯 約9万円~約20万円
人毛比率が少ないミックス毛、一部のみハンドメイド、ヒフなしもある、ロングヘアが少ない、中にはスタイルの作り込が厳しいもののある、即日から受け取りが可能
高価格帯 約20万円~約40万円
完全なセミオーダー、ヒフ有が多い、バランス良いミックス毛、ロングヘアもある、ヘアスタイルの作り込が可能、即日から受け取りが可能
超高価格帯 約40万円以上、約90万未満
オーダー製品が占めるので、自分に合わせたウィッグが作れる、納期が40~60日かかる
先ず言えることは、自然なウィッグを求めるならば、ある程度の価格です。
安価なウィッグに自然なものはありません。
安価なウィッグで自然に使っている人がいたら、プロか、自分なりに手をかけて工夫している人です。
中価格帯、高価格帯、で選ぶと、ほぼスタイリストの作り込みが可能な製品なので、担当スタイリストと相談しながらスタイルの調整ができます。
誰が自分のウィッグを作ってくれるか?
上手い、下手より、相性がいいか?も大事です。
自分の希望をちゃんと聞いて最後まで責任を持ってくれるか?
メーカーを選ぶより大切です。
ウィッグは使い方によっては素敵なアイテムです。
楽しくウィッグが使えることを祈っています。