ウィッグ ロングヘアの知っておくべきこと

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ウィッグでロングヘアにする場合は毛質の事を知っておいてください。

 

毛質には3種類あり、それぞれ長所と短所がります。

  • 人毛100%
  • 人工毛100%
  • 人毛と人工毛が混ざっているミックス毛

人毛100%

  • 熱と摩擦に強いので、自分でアイロンやドライヤーでスタイリングできる
  • 自然な風合い
  • スタイリングしても湿度に弱い(自分の髪と同じ)
  • 使っていくと退色する。(染められるが傷むし、どんどん退色が早くなる)
  • 使っていくと絡みやすくなる。(ひどいと毛玉になることも)
  • サロントリートメントが必要な場合が多い
  • 毛質の中では一番重い
  • 30㎝以上のロングヘアはない。
  • 高額な製品が多い

人工毛100%

  • 毛が形状記憶なので、シャンプーのスタイリングが不要
  • 毛質の中では一番軽い
  • 色と長さなどバリエーションが豊富で安価な製品が多い。
  • 熱と摩擦に弱いので、日常的に使う場合のロングヘアうとドレッドヘアのように縮れてくる。
  • 耐熱の人工毛もあるが、使っていくとほぼ縮れてくる。
  • ツヤというより、テカリの傾向。

ミックス毛

  • 人毛と人工毛のいいとこ取りで今の主流のウィッグ
  • 形状記憶なので、スタイリングが不要
  • 軽くて使いやすく、人毛の自然な風合いも活かされている。
  • 熱と摩擦には弱いので、ロングヘアで使う場合は、定期的(最低でも月一)なサロンケアが必要
  • 上記の理由で、自分でスタイリングはしない方が良い。
  • 耐熱の毛もあるが、使っていくうちに、縮れは起こってくる
  • メーカーによって人毛と人工毛の比率は変わってきます
  • ミックス毛ならば、人工毛:人毛 / 6:4、7:3、この比率がおすすめ

ロングヘアで使う場合は、人毛100%か、ミックス毛6:4が良いが、どちらにしてサロンケアが必要で、傷みが出やすく、お手入れも手間がかかることは確実。